HOME > 肝臓の病気 > 肝硬変

黄だんが症状の肝硬変、うっ血性肝硬変、胆汁性肝硬変

肝硬変

【症状・説明】

肝臓の重要な働きをする肝細胞が破壊され少なくなり、かわりに結合組織 が増えて肝臓が硬くなるとともに表面がデコボコになってくる慢性の進行 性の疾患である。

初期症状はきわめて漠然としており、病気のおこりはじ めを確かめることは困難である。なかには無症状で経過する場合もかなり多い。
はじめに現れる自覚症状は食欲不振、吐き気、腹部の膨満感、腸内 にガスがたまり腹がふくれる鼓腹、下痢、腹部の鈍痛、全身倦怠、疲れや すいことなどで他の疾患にもよくある症状である。
これらが続いてさらに 軽い黄だんが現れることが多い。黄だんが高度に現れるときは、症状が悪 化したしるしである。

一定の時期が過ぎると腹腔内に水が溜まってくる。そういう患者の腹壁は 静脈が青く怒張してみえる。また、肝硬変が長く続くと、肝臓がんになる リスクが高まるので、3〜6か月に1回は、肝臓がんの検査を受けること が大切である。
そのほか、食道静脈瘤や腹水、肝性脳症、といった合併症 が起こることも少なくない。

【原因】

肝硬変の原因としては、ウイルス性肝炎、栄養障害、アルコール類の飲み すぎ、糖尿病、寄生虫、結核、梅毒などがある。
これらのうち最も多いの が、ウイルス性肝炎(C型・B型肝炎)にかかり完全に治りきらないうち に治療を止めたためにそれが肝硬変に進む場合である。また、アルコール 類を多量にのんだ場合や栄養障害による場合も多い。

そのほか、心臓病などで肝臓に血液がたまって起こるうっ血性(心臓性) 肝硬変、胆汁の通過障害から起こる胆汁性肝硬変などがある。

【対策】

肝硬変に対する食事で大切な事は、肝臓に負担をかけないという事と肝臓 の機能を助けてあげる事だ。まず一番負担になるアルコールを避け、次に 摂取エネルギーを減らす事。
またシジミやアサリ、カキ、タコ、イカ などの魚介類には、タウリンが豊富に含まれており、このタウリンが肝臓 の機能を促進し、肝臓の細胞の再生を促す。その他にも、ビタミンB群、 Cを積極的に補給したい。

予防や悪化を防ぐために、バランスのよい食事と規則正しい生活が大切に なる。不必要な高たんぱく食を戒め、便通の調整(1日1〜2回の排便が あるように)を心がける。

病状の軽微な変化の把握のための日常生活上のチェックポイントとしては、 急激な体重や尿量の変化、便秘や下痢、睡眠バランスの変化、次の日まで 持ち越す疲労、記憶力や記銘力の変化、手の震えなど挙げられる。


>>消化器科医学事典

J-Medical 全カテゴリ一覧

脳の病気
脳梗塞脳出血ぼけ・痴呆・アルツハイマー病
心臓の病気
心筋梗塞狭心症心不全
肝臓の病気
肝硬変肝炎
腎臓の病気
腎硬化症腎不全腎結石ネフローゼ症候群
消化管の病気
下痢便秘 胃下垂急性胃炎慢性胃炎胃・十二指腸潰瘍急性腸炎慢性腸炎過敏性腸症候群胃ポリープ
目の病気
白内障緑内障黒内障
自己免疫の病気
リウマチアレルギー性の疾患気管支ぜんそくアトピー性皮膚炎
癌(がん)
がん(一般)胃がん肺がん肝臓がん大腸がん脳腫瘍膵臓がん舌がん歯肉がん咽頭がん喉頭がん膀胱がん前立腺がん乳がん
女性の病気
生理不順生理痛子宮筋腫子宮内膜症子宮内膜炎子宮がん乳がん不妊症
その他
直腸炎胆石症高血圧症高脂血症動脈硬化症糖尿病骨粗しょう症じんま疹みずむしたむし膀胱炎前立腺肥大症尿道炎膀胱結石尿道結石睾丸腫瘍ものもらい霰粒腫ただれ目白内障メニエール病蓄膿症にきび/おでき/ひょう疽急性気管支炎慢性気管支炎椎間板ヘルニアぎっくり腰不整脈甲状腺機能亢進症五十肩腕神経叢まひ更年期障害低血圧症食物アレルギー薬品のアレルギー過敏性肺炎慢性肝炎胆嚢炎胆管炎神経痛ビタミン欠乏症ビタミン過剰症白血病悪性リンパ腫肥満症変形性膝関節症喘息肺炎花粉症インフルエンザうつ病尿失禁片頭痛メニエール症候群社会不安障害(SAD)
食材の栄養講座〜知って少しだけ健康に〜
食材の栄養講座
〜知って少しだけ健康に〜【全20回】

メールアドレス: (無料)
医学・健康情報サイト J-Medical トップページへ

- SubMenu -

健康食品 ビタミン・ミネラル食材の栄養ダイエット

Copyright © 2007 j-medical.net All rights reserved