脂肪組織が過剰蓄積の肥満症、狭心症の原因肥満症、心筋梗塞の原因肥満症
アガリクス=ヒメマツタケ
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肥満とは、脂肪組織が過剰に蓄積された状態である。また、体格指数25を
超えると合併症の発症頻度が高くなってくる。
しかし、個々の例では高血
圧や代謝異常が必ずしも肥満の程度と相関するわけではなく、肥満といっ
ても病的なものとそうでないものがあり、臨床上これを分けて考えること
が重要となってくる。単なる「肥満」という呼び方とは区別して、医学的に
みて減量治療の必要な肥満を「肥満症」と診断している。
国民栄養調査によれば、1960年代以降の日本人のエネルギー摂取量
は横ばいというより、減少傾向を示している。
しかし、それはあくまで全
体としてのデータで、全世帯のうちおよそ4分の1の家庭が1日に必要エ
ネルギー所要量を20%以上も上回っている。
エネルギー摂取量の内訳で
は、糖質の摂取量は年々減っているが、脂肪の摂取量は増えつづけており、
成人の3分の1が1日の所要量を超えて摂取している。
こうしたことは、
肥満判定基準のBMIを調べた調査でも、はっきりと反映されている。それ
によるとわが国では、肥満と判定されるBMIが26以上の肥満者の占める
割合は、男性が11.9%、女性が12.3%となっている。実に男性の
8人に1人、女性の6人に1人が肥満者であるというわけである。
また肥満が進行してくると狭心症、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、高脂血症、 高血圧症、動脈硬化症、などの原因となりやすいので注意が必要である。
◆計算による方法◆
計算式による方法で昔から有名なのが、ブローカ指数の桂変法である。
桂変法による標準体重=(身長cm−100)×0.9
肥満度=(実測体重ー標準体重)÷標準体重×100
+10%までを正常、+20%未満までを肥満傾向、+20%以上を肥満
となる。
しかし、低い身長では肥満とされやすく、高い身長ではやせすぎ
とされやすいという欠点がある。そういった欠点の少ないのが、体格指数
(body mass index=BMI)である。
この指標は、国際的に使われていて、体脂肪量とよく相関
するとされている。
肥満の成因因子としては下記の5つが考えられている。これらの因子が複 雑に絡み合って肥満が起こると考えられている。
1.過食
過食によって摂取エネルギーが過剰になると、体に代謝異常がなくても貯
蔵エネルギーを増やすように働き、体脂肪が増えていく。
2.誤った食事のとり方
食事回数や食事時間が肥満に影響している。一日2食の欠食型や、一日の
食事量の半分以上を夜に食べる夜食症候群も肥満につながる食事のとり方
である。ただ、このメカニズムはまだ解明されていない。
3.遺伝
肥満体という形質が遺伝するのではなく、体脂肪をある一定
量まで蓄えられるという能力が遺伝する。そのため太りうる遺伝因子をも
った人が、栄養を取りすぎると初めて肥満体になる。
4.運動不足
運動不足になると、基礎代謝が減少し、貯蔵エネルギーが増えやすくなる。
また、インスリンの分泌状態も乱れ、脂肪蓄積に傾いた代謝状態がつくら
れるため肥満となる。
5.熱産生障害
脂肪細胞には、エネルギーの貯蔵庫として働く白色脂肪細胞と、熱産生を
行なう褐色脂肪細胞とがある。この褐色脂肪細胞が適切に働かないと消費
エネルギー減少型の体質をつくって貯蔵エネルギーを増やすので、肥満の
成因になる可能性がある。
肥満の90%を占める単純性肥満では、食習慣や摂食パターンの異常が大 きな要因となっている。したがって、肥満を予防するには、正しい食習慣 や摂食パターンを身につけることがポイントとなってくる。
脂肪細胞に視点を当てて肥満をみると、脂肪細胞の数が増える脂肪細胞 増殖型と脂肪細胞そのものが肥大する脂肪細胞肥大型とに分けられている。
脂肪細胞の増殖は妊娠末期の3ヶ月間の胎児期、生後1年までの乳児期、
そして思春期の3回の時期に集中しているといわれている。
そうしたこと
を考えると、肥満症の予防は、成人や乳児期にすればよいというものでは
なく、妊娠中からスタートするべきだといえるのである。
それには、妊娠
中の体重増加は10Kg以内にとどめるようにする。乳児はできるだけ母乳
で育てることが必要である。母乳栄養で育った子どもは粉ミルクで育った
子どもよりも肥満する傾向が少ないといわれているのである。
また現代人は概してやせたい願望が強く、体重を過敏に気にする傾向がみ
られている。
しかし、体重だけで太りすぎややせすぎを判定するには限界
があるので肥満の判定には、あくまでも体脂肪の量が問題となってくるの
である。
最近では家庭で測定できる体脂肪計もよく出回っているので、利
用することをお勧めしたい。