とうもろこし ビタミンE 食物繊維 ビタミンB郡 リノール酸 カルシウム

・ビタミンB1が0.3mg
・ビタミンB2が0.1mg
・カルシウムが5mg
・食物繊維が2.0g
とうもろこしの主な成分は炭水化物だが、胚芽の部分には脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く含む栄養豊かな野菜である。特にとうもろこしには、脂肪酸の一つであるリノール酸をたっぷり含んでおり、これは必須脂肪酸であり、体の健康を維持するために大変重要な成分だが、体内で合成されないため、食べ物から摂取しなければならない。
そしてこのリノール酸にはコレステロールを下げる働きがあり、動脈硬化の予防に役立つ。また、とうもろこしに含まれるビタミン群は、ビタミンB1、発育に効果があるビタミンB2、そして『若返りのビタミン』と呼ばれるビタミンEなどである。ビタミンEはビタミンのなかで最も強い抗酸化作用を持ち、 血行を良くし、冷え性、肩凝り、更年期障害の緩和にも役立つ。
さらに、とうもろこしに多いのが食物繊維だ。とうもろこしに含 まれる食物繊維の量は、フキやセロリよりもずっと多く、便秘の改善や大 腸がんの予防、美容に役立つ。 とうもろこしの一粒一粒には、子どもの成長を促し、また若さを取り戻す に値する栄養素が詰まっている。 生活習慣病予防のためにも、ぜひ食べておき たい野菜である。