大豆 イソフラボン レシチン サボニン ビタミンE 鉄分 カルシウム
・食物繊維が2.1g
・カルシウムが70mg
・カリウムが570mg
・鉄分が2.0mg
大豆は、『畑の肉』といわれるほど良質のタンパク質を30%以上(肉の
タンパク質が約20%)も含むすばらしいタンパク源である。
しかも大豆
は、必須アミノ酸のバランスも、比較的よくとれており、タンパク質のほ
かに、植物性油脂やビタミンB1・E、カルシウム、鉄分なども豊富で、
さらにレシチン、サポニン、イソフラボンなど大豆特有の成分もある。
大豆に含まれる脂肪酸のリノール酸やリノレン酸、リン脂質のレシチンに
は、コレステロールを下げたり、抗酸化作用(活性酸素を抑え、体の老化
・酸化を防ぐ作用)があり、またサポニンにも、抗酸化やコレステロール
低下、抗肥満作用がある。
したがって大豆は、動脈硬化や高血圧、糖尿病、
肝臓病、肥満など、生活習慣病の予防にたいへん有効だ。
さらに大豆は、神経伝達物質のアセチルコリンを生成し、学習能力の向上
や、老化によるボケの予防効果も期待できる。
最近では、大豆のイソフラボンに女性ホルモン様作用があることも分かり、
女性ホルモンの減少による更年期障害、骨粗鬆症も、イソフラボンである
程度改善できる。