しょうが ジンゲロール ショウガオール ジンゲロン シネオール ビタミンC

・カロチンが5μg
・ビタミンB1が0.03mg
・ビタミンB2が0.02mg
・ビタミンCが2.0mg
・カルシウムが12mg
・鉄が0.5mg
・カリウムが270mg
しょうが(生姜)は、様々な効能があることで知られる食材である。しょうがの栄養成分は、それほど多くはないが、しょうが独特の辛み成分や香り成分に薬効がある。
しょうがの辛み成分ジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンには血行を促進する作用や、体を温める働きがあるほか、新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きがある。 また、強い殺菌力があるのもこれら辛み成分の特徴である。しょうがの香り成分では、食欲増進の働きを持つシネオールが含まれており、疲労回復・夏バテ解消に役立ち、健胃・解毒・消炎作用もある。
これら辛み・香り成分には抗酸化作用があり、老化を防ぎ、がんの発生・進行を防ぐ効果がある。しょうがは、中国では漢方薬として用いられ、生のしょうがを生姜(しょうきょう)、乾燥したものを乾姜(かんきょう)と呼び、その薬効は、吐き気止め、風邪、鼻づまり、冷え、頭痛、咳、食欲不振の改善などが挙げられている。
しょうがは、健康増進、美容促進、ダイエットに、また血の巡りが悪い方におすすめの食材である。