かき(牡蠣) タウリン 鉄分 カルシウム ビタミンB郡 銅

・鉄分が3.6mg
・カルシウムが55mg
・ビタミンB1が0.16mg
・ビタミンB12が38.9μg
「海のミルク」といわれるかき(牡蠣)は、海の幸を凝縮させた栄養豊かな食品である。
一般の貝類がそうであるように、かきにもアミノ酸の一種タウリンが多く含まれており、タウリンには、血圧や血中のコレステロール値を下げる効果があり、高血圧症や、動脈硬化の防止に役立つ。
また、かきの栄養成分でよく知られる鉄は、女性に多い鉄欠乏性貧血の予防に効果がある。ほかにもカルシウム、銅、亜鉛などのミネラル類を多く含み、ビタミンA・B1・B2・B12などのビタミン類も豊富に含まれている。
ヨーロッパではかきは、単に美味しいというだけでなく、スタミナ増強の食品として古くから利用されており、動脈硬化・肝臓病・心臓病などの生活習慣病(成人病)、神経過敏症、精力減退に効果的に働く作用がある。またかきは、視力回復にも役立つ。
かきの摂り方としては、新鮮なかきなら生食で、そのほか、かき飯・鍋ものなどがおすすめだ。