イカ墨
イカ墨は今でこそスパゲティーなど様々な料理に使われていますが、従来、そのほとんどを黒い未知の物質として、廃棄されていました。
しかし、古代ローマではコウイカのスミからインクを作っていたこともあり、メラニンで薄く塗ると古写真の茶褐色に近い色であることから「セピア」などと呼ばれる様になりました。
イカ墨の中に含まれている、まるで鎖のように糖が繋がっているムコ多糖類という糖質の一種が、食べると健康によいといわれています。 イカ墨は血液によく、痛みを和らげる効果があり、また婦人の子宮出血にたいへん効果があります。
イカ墨から抽出したものが、黄色ブドウ球菌という食中毒を起こす菌に対して 抗菌作用がありガン予防などにも効果があるようです。