胃・十二指腸潰瘍の食事療法
胃・十二指腸潰瘍は、胃・十二指腸の内側粘膜が炎症を起している。
【食事のポイント】
●ビタミンA、B、C、Uを摂取する
ビタミンは胃粘膜を良好にし、キャベツ等のビタミンUは潰瘍から粘膜を保護する。
●香辛料、嗜好品をとらない
塩分、酒、タバコ等は胃液の分泌を促進してしまう。
●消化の良い食事にする
海草、きのこ等植物繊維の多いものは、消化が悪いので避ける。
●規則正しく食事をとる
空腹により粘膜が刺激を受けるので、三食きちんととる。
●絶食、流動食
痛み、吐き気のあるときは、絶食、流動食にする。
十二指腸は、胃の幽門から続く小腸の最初の部分である。膵頭部を囲むようなC字型をしている。長さは約25cm程度で、指を12本横に並べた長さであることから十二指腸と呼ばれる。十二指腸は口側から、上部、下行部、水平部、上行部の4部に分けられる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』