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胆嚢摘出後症候群

胆嚢摘出後症候群は、胆石症で胆嚢摘出をした後に出る症状である。

【原因 Cause】
原因としては、術後直後に結石が形成されたり、胆石の残存、胆管の狭窄等がある。原因が種々あるために症候群と呼ぶ。

【症状 Symptoms】
・痛み
・発熱
・黄疸
・嘔吐
・腹部膨張
・下痢
・便秘

【治療 Treatment】
原因となる病気の治療をし、原因不明の場合は薬物療法で症状を軽くする。



機能
胆嚢は肝臓で分泌される胆汁を蓄積して濃縮し、食物が十二指腸に入ると、物理的刺激によりコレシストキニン (CCK) が分泌され、これが胆嚢を刺激して胆汁を放出する。

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