B型慢性肝炎
B型慢性肝炎は、B型肝炎ウイルスのキャリアの症状が現われたものである。
【原因 Cause】
主な原因は、2~3歳ぐらいまでに、母親等からウイルスに感染するためである。十代くらいから発症することが多い。3歳以上の感染は急性となり慢性にならない。
【症状 Symptoms】
・肝硬変への移行
・肝臓がんの発生
【治療 Treatment】
長期化、重症化で肝硬変への移行化膿性がある場合は、抗ウイルス剤、ステロイドホルモン剤を使用する。ほとんどの場合、数年で安定化する。
B型慢性肝炎においては原理的に根治療法は極めて難しく、また長く抗ウィルス療法も無かった。2000年末にエイズ(HIV)用に開発されたラミブジン(3TC、製品名ゼフィックス)が保険適用となり、最初のB型肝炎用抗ウィルス薬として発売された。
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