胆汁性腹膜炎
胆汁性腹膜炎は、胆汁が腹腔に漏れて腹膜炎を起こすものである。
【原因 Cause】
胆道の破裂や、手術、肝臓手術等を原因とする。
【症状 Symptoms】
・腹部の激痛
・腹部膨張
・嘔吐
・発熱
【治療 Treatment】
緊急に切除や胆汁の漏れている部分をふさぐ手術をする。胆嚢摘出手術をすることもある。抗生物質投与をする。
胆汁(たんじゅう)は、肝臓で生成される黄褐色でアルカリ性の液体である。肝細胞で絶えず生成され、総胆管を通って胆のうに一時貯蔵・濃縮される。食事時に胆のうが収縮され、総胆管の十二指腸開口部であるオッディの括約筋が弛緩し十二指腸に排出されて働く。
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