メッケル憩室炎
メッケル憩室炎は、回腸の腸管を取り巻く先天性のメッケル憩室が炎症を起こしたものである。
【原因 Cause】
回盲部から約30~90センチ部分の回腸の腸管を取り巻く、真性憩室であるメッケル憩室が炎症を起こすのが原因である。
【症状 Symptoms】
・右下腹痛
穿孔して腹膜炎を起こす場合がある。
【治療 Treatment】
切除手術をする。
胎生5週くらいまで腹部に卵黄をもっており、この栄養を吸収するために腸に管がつながっている。
この管を臍腸管、卵黄嚢管もしくは卵黄腸管ともいうといい、この小腸側の一部が袋状に残ったものがメッケル憩室。