急性腸炎 (きゅうせいちょうえん)
急性腸炎(きゅうせいちょうえん)とは傷んだ食品を食べたとき、または抗生物質を服用した際に下痢などが起こるものである。
【原因 Cause】
急性腸炎の原因は主に腐敗した食品や細菌に汚染された食品を食べることにあるが、一時的な胃腸の不調でも急性腸炎になることがある。
【症状 Symptoms】
・急な下痢 (血液が混じることもある)
・嘔吐
・腹痛
・発熱 (細菌性腸炎の場合)
【治療 Treatment】
安静にし、保温と水分補給を心がける。症状が落ち着いてきたら、お粥などのやわらかい物を食べる。ひどい場合は、医師の診察を受けること。
腸は、大きく小腸と大腸の2つに分けることが出来る。小腸は更に口側から、十二指腸、空腸、回腸に分けられ、大腸は盲腸、結腸(上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)、直腸に分けられる。人間の腸の全長は7~9m程度で、3分の2は小腸である。
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