ビオチン ビタミン群
ビオチンはビタミンHとも呼ばれ、パントテン酸と共に酵素を作り、脂肪 酸やコレステロールの代謝をしながらエネルギーを作り出す働きをしてい る。ビオチンは、食品に広く含まれており、また腸内細菌によって合成さ れるので、一般的に欠乏はほとんど見られない。しかし生卵を好んで摂取 したり、長期間にわたって抗生物質を摂取している場合は、胃や腸の中で ビオチンの吸収を阻害する。
ビオチンが不足すると、白髪や抜け毛、食欲不振、うつ病、肥満といった 症状があらわれ、特に栄養源を調製粉乳に頼るしかない乳児には不足しが ちな栄養素で、脂漏性皮膚炎を起こすこともある。
ビオチンは、神経や皮膚組織・生殖器官を維持し、抜け毛や白髪対策に効 果的である。さらに、疲労・筋肉痛・肌荒れの緩和、食欲不振にも効果が ある。
レバー、イワシ、ピーナッツ、卵、クルミ、きな粉、豆類、緑黄色野菜、 玄米、きのこ類
成人男子:30μg 成人女子:30μg 幼児:5〜10μg