J-Medical 医学事典 http://www.j-medical.net/sick/ ja 2006-06-26T18:07:48+09:00 ベーチェット病・シェーグレン症候群・フェルティ症候群 http://www.j-medical.net/sick/archives/2006/06/post_831.html 目次

ベーチェット病

ベーチェット病は、目や口腔粘膜、外陰部の皮膚に炎症が起きるものである。

原因
Cause
膠原病の一種とされ、免疫異常が原因と見られているが、まだはっきりと判明していない。
症状
Symptoms
・口内に潰瘍性病変
・目に膿が溜まる
・外陰部に潰瘍
・顔、指、胸の発疹
静脈、動脈、関節、腸管等に進行すると、四肢麻痺や血栓性閉塞、下血等、重い症状になる。
治療
Treatment
免疫抑制剤、副腎皮質ホルモン剤、消炎鎮痛剤等を使い、対症の外科治療を実施することもある。

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シェーグレン症候群

シェーグレン症候群は、全身の外分泌腺の炎症で、涙、唾液分泌が低下するものである。

原因
Cause
免疫異常によって起こる、膠原病のひとつであるが、はっきりした原因は不明である。
症状
Symptoms
・乾燥症状・・・目のごろつき、目ヤニ、口の渇き、唾液が出ない
・耳下の腫れ(急性唾液腺炎)
・移動性関節痛
治療
Treatment
人工涙液、人工唾液を使う。非ステロイド系消炎鎮痛剤で関節痛を治療する。

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フェルティ症候群

フェルティ症候群は、長期の慢性リウマチによって種々の症状が起こるものである。

原因
Cause
慢性リウマチが長引いて、脾臓、リンパ節の腫れや、白血球減少、貧血等が起きるのが原因となる。
症状
Symptoms
・発熱
・倦怠感
・体重減少
完治しにくい感染症が起きることもある。
治療
Treatment
免疫抑制剤、副腎皮質ホルモン剤を使用し、手術をする場合もある。

ページのトップへ ▲]]> maedatm 2006-06-26T18:07:48+09:00 移植片対宿主病・ウェゲナー肉芽腫症 http://www.j-medical.net/sick/archives/2006/06/post_828.html 目次

移植片対宿主病

移植片対宿主病は、免疫抑制療法を受けている人や、白血病、先天性免疫不全の人が、骨髄移植や輸血を受けて、臓器障害が起こるものである。

原因
Cause
移植骨髄や輸血血液が身体内部を攻撃することで、臓器障害が起こる。細菌、ウイルスの感染症を併発する場合もある。免疫機能がなくなるためである。
症状
Symptoms
膠原病と症状が似ている。
・発熱
・紅斑
・肝機能障害
・黄疸
・発疹
・口内炎
・角膜炎
・大腸、食道障害
・肝臓障害
治療
Treatment
免疫抑制剤、副腎皮質ホルモン剤等を服用し、これ以外に予防措置もとる。

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ウェゲナー肉芽腫症

ウェゲナー肉芽腫症は、気道からの異物にアレルギーが起き、口、鼻、肺、腎臓等の血管に炎症が起きるものである。

原因
Cause
血管の炎症から、さらに血管壁が破裂し、肉芽腫という腫瘍性の細胞のかたまりができる。多臓器性疾患で、とくに40~50代に多い。
症状
Symptoms
・鼻汁
・鼻出血
・副鼻腔炎
・咽喉炎
・せき、たん、呼吸困難(肺)
進行により、心臓、腎臓、皮膚、目、神経にも症状が出る。
治療
Treatment
緊急に治療しないと、生命に危険がある。副腎皮質ホルモン剤、免疫抑制剤を使う。

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maedatm 2006-06-26T18:06:13+09:00
やせの食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_830.html
【食事のポイント】

●高エネルギー、高脂肪食にする
消費エネルギーより、20%程度増の摂取エネルギーをとる。高脂肪食で体脂肪を増やす。消化の良いものにして、胃に負担にならないようにする。

●食物繊維は制限する
血中の脂肪排出を予防し、簡単に満腹感を得られないようにする。

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ooyama 2005-06-06T11:59:09+09:00
食物アレルギーの食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_829.html
【食事のポイント】

●加工食品は食べない
 加工食品には、アレルゲンとなる卵、牛乳が含まれる場合がある。

●アレルゲンが何かを見極める
 アレルゲンは、卵、牛乳、魚介類に多い。アレルゲンを含む乳製品を食べない等の徹底が必要である。

●加熱したものを食べる
 生や古くなったものは、アレルギー反応を引き起こしやすい。

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ooyama 2005-06-06T11:53:48+09:00
肥満症の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_832.html
【食事のポイント】

●摂取エネルギーを減少させる
 消費エネルギーより摂取エネルギーが低くなるようにする。

●三度規則正しく、時間をかけて食事をとる
 食事を抜くと、脂肪の蓄積を促す。早食いは満腹感を減らすので、ゆっくり噛んで食べるようにする。

●栄養バランスの良い食事にする
   低脂肪、高タンパク食にする。

●食物繊維、ビタミンC、Dをたっぷりとる
 食物繊維で満腹感を得、血中脂肪を排出する。ビタミンでコレステロールの代謝補助や血管内の脂肪を排出する。
 
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内科 ooyama 2005-06-06T11:43:58+09:00
貧血の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_826.html 貧血では鉄分補給がポイントである。

【食事のポイント】

●動物性食品をたくさんとる
 卵、乳製品、レバ等は、植物食品よりも、吸収しやすい鉄分を含んでいる。

●ビタミンB,C,Eを摂取する
 ビタミンB12は造血のビタミンと呼ばれ、魚介類に含まれる。ビタミンCは鉄分吸収を促進し、Eは赤血球の寿命を伸ばす。

●バランスの良い食事にする
 不規則で、偏った食事は鉄分不足の原因となる。


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内科 ooyama 2005-06-06T11:39:21+09:00
出血性の疾患の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_825.html 出血性の疾患の原因は、血小板異常、血液凝固物質の欠乏等である。

【食事のポイント】
●ビタミンKを豊富にとる
 ビタミンKは、血液凝固作用があり、緑黄色野菜、海藻、大豆、牛乳、レバ等に含まれる。

●ビタミンC、ビタミンPを摂取する
 ビタミンCは壊血病等に有効である。ビタミンPは、毛細血管を強化し、果実や野菜に含まれ、とくに果実の皮に多く含まれる。

●ルチンをとる
 脳出血等に有効で、そば、トマトに多く含まれる。


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内科 ooyama 2005-06-06T11:28:55+09:00
ネフローゼ症候群の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_824.html ネフローゼ症候群では血中タンパクが不足して、むくみが出る。

【食事のポイント】

●低塩にする
 むくみのあるときは1日3~5グラム、通常でも7グラム以下にする。

●エネルギーは十分にとる
 1日2000キロカロリー程度で、体力低下を防止して、腎臓に負担をかけないようにする。

●水分はできるだけひかえる


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腎臓内科 ooyama 2005-06-06T11:24:36+09:00
急性腎炎の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_823.html 急性腎炎の食事療法は、タンパク質と塩分の調整がポイントとなる。

【食事のポイント】

●低タンパク、低塩の食事にする
 血中の窒素化合物の増加を抑えるため、タンパク質は体重1キロあたり0.5グラム程度にする。むくみ、高血圧防止のために、塩分は1日7グラム以下にする。

●高エネルギーにする
 体力低下を防いで、腎臓に負担のないようにする。

●むくみには、十分な水分をとる


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消化器科 ooyama 2005-06-06T11:20:47+09:00
慢性腎炎の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_822.html 慢性腎炎では、タンパク質、塩分の調整が食事療法のポイントとなる。

【食事のポイント】

●低タンパクにする
 腎機能の低下を防ぐ。

●低塩にする
 腎機能低下、むくみ、高血圧の予防をする。1日7グラム以下である。

●ビタミン、カルシウムを豊富にとる
 腎臓、血管の壁を強化し、タンパク質の代謝を促す。


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腎臓内科 ooyama 2005-06-06T11:16:37+09:00
胆石症の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_821.html 胆石症の原因のひとつは、コレステロースの過剰である。

【食事のポイント】

●低コレステロール食にして、バランスの良い食事にする
 結石の原因となるコレステロールを減らし、甘いものをひかえて、野菜をたっぷりとる。

●規則正しく食事をとる
 不規則な食事が、結石の痛みの原因となる。

●低脂肪にする
 脂肪も痛みの原因となる。


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消化器科 ooyama 2005-06-06T11:12:25+09:00
胆のう炎・胆管炎の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_820.html 胆のう炎・胆管炎は、急性の場合、食事がとれない状態になる。

【食事のポイント】
●高タンパク、低コレステロール食にする
 魚肉、大豆等で、体力維持をはかる。卵、ウナギ等は避ける。
 
●規則正しく、バランスの良い食事をとる
 とくに暴飲暴食をしないようにする。


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消化器科 ooyama 2005-06-06T11:08:08+09:00
慢性膵炎の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_819.html 慢性膵炎では、食欲不振、嘔吐、黄疸が出る。

【食事のポイント】
●高タンパク、低脂肪の食事にする
 脂肪の少ない良性タンパク質で膵臓機能を回復し、脂肪制限で急性膵炎発作を防止する。

●ビタミン、ミネラルを摂取する
 膵臓機能回復に有効である。

●酒、香辛料はとらない
 腹痛の原因となるので、とらない。


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消化器科 ooyama 2005-06-06T11:04:17+09:00
急性膵炎の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_818.html 急性膵炎は、腹と背に痛みがある

【食事のポイント】
●急性期には絶食する
 絶食、水も絶ち、膵臓を休める。

●脂肪を制限する
 肉、魚をはじめ、植物油もとらない。

●タンパク質を制限する 
 急性期には1日10グラム以下にし、回復後に50グラム程度に戻す。

●ビタミンC、E、ミネラルをとる
 肝臓機能の回復をする。


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消化器科 ooyama 2005-06-06T10:57:52+09:00
脂肪肝の食事療法 http://www.j-medical.net/sick/archives/2005/06/post_817.html 脂肪肝では、倦怠感、腹部膨満感がある。

【食事のポイント】
●高タンパク食にしてビタミンB、Cを摂取する
 肝臓機能を再生させ、その働きを助ける。ビタミンCには解毒作用もある。

●エネルギーを減少させ甘いものを制限する
 肝臓に脂肪が溜まらないようにする。


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消化器科 ooyama 2005-06-06T10:54:06+09:00