移植片対宿主病・ウェゲナー肉芽腫症
目次
移植片対宿主病
移植片対宿主病は、免疫抑制療法を受けている人や、白血病、先天性免疫不全の人が、骨髄移植や輸血を受けて、臓器障害が起こるものである。
| 原因 Cause |
移植骨髄や輸血血液が身体内部を攻撃することで、臓器障害が起こる。細菌、ウイルスの感染症を併発する場合もある。免疫機能がなくなるためである。 |
| 症状 Symptoms |
膠原病と症状が似ている。 ・発熱 ・紅斑 ・肝機能障害 ・黄疸 ・発疹 ・口内炎 ・角膜炎 ・大腸、食道障害 ・肝臓障害 |
| 治療 Treatment |
免疫抑制剤、副腎皮質ホルモン剤等を服用し、これ以外に予防措置もとる。 |
ウェゲナー肉芽腫症
ウェゲナー肉芽腫症は、気道からの異物にアレルギーが起き、口、鼻、肺、腎臓等の血管に炎症が起きるものである。
| 原因 Cause |
血管の炎症から、さらに血管壁が破裂し、肉芽腫という腫瘍性の細胞のかたまりができる。多臓器性疾患で、とくに40~50代に多い。 |
| 症状 Symptoms |
・鼻汁 ・鼻出血 ・副鼻腔炎 ・咽喉炎 ・せき、たん、呼吸困難(肺) 進行により、心臓、腎臓、皮膚、目、神経にも症状が出る。 |
| 治療 Treatment |
緊急に治療しないと、生命に危険がある。副腎皮質ホルモン剤、免疫抑制剤を使う。 |