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二次性高血圧症

最高血圧が160ミリ以上、最低血圧が95ミリ以上を高血圧症と呼び、このうち身体中に原因となる病気のあるものを二次性高血圧症と言う。

【原因 Cause】
原因となる病気はさまざまだが、最も多いのが腎臓と血管の病気である。腎臓では、腎盂腎炎や糸球体腎炎等、血管では大動脈炎症候群等が原因となる。他に褐色細胞腫等の内分泌の病気や脳血管障害等の中枢神経の病気、妊娠中毒、薬物中毒等の病気が原因となる。30代以下の高血圧症の3割近くが二次性高血圧症である。

【症状 Symptoms】
主な症状は基礎疾患によるもので、高血圧症そのものの自覚症状はない。腎臓病では、尿量の減少や顔のむくみ、血管の病気では上半身の血圧が高くなりと下半身が低くなる症状等が出る。内分泌の病気では、異常なホルモン分泌で高血圧になり、頭痛、動悸、発汗等となる。

【治療 Treatment】
原因となっている基礎疾患を早期発見し、手術、薬物等で治療すれば高血圧症そのものも快方に向かう。



二次性高血圧 明らかな原因疾患があって生じる高血圧をいい、以下のような疾患が原因となる。頻度は少ないが手術などによって完治する確率が高いのでその診断は重要である。
大動脈縮窄症 先天性疾患
腎血管性高血圧 腎動脈の狭窄があり、血流量の減った腎でレニンの分泌が亢進することで起きる
腎実質性高血圧 腎糸球体の障害により起こる
原発性アルドステロン症 (primary aldosteronism; PA)副腎皮質の腫瘍からアルドステロンが過剰に分泌されるため起こる
偽性アルドステロン症 グリチルリチン酸により、11-βHSD2活性が抑制され、コルチゾール代謝の阻害→コルチゾールの残存→ミネラルコルチコイド受容体刺激となる。
Apparent Mineralocorticoid Excess症候群(AME症候群) 11-βHSDの異常からおこる常染色体劣性遺伝疾患
Liddle症候群 低カリウム血症、代謝性アルカローシスを来す常染色体優性の遺伝性高血圧症。Epethelial Sodium Channel; ENaCの異常から生じる。
クッシング症候群 副腎皮質の腫瘍からコルチゾールが過剰に分泌されるため起こる
褐色細胞腫 副腎髄質や神経節の腫瘍からアドレナリンまたはノルアドレナリンが過剰に分泌されるため起こる
大動脈炎症候群 膠原病の一つ。
甲状腺機能異常 甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症

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