本態性高血圧症
最高血圧が160ミリ以上、最低血圧が95ミリ以上を高血圧症と呼び、このうち原因の特定できないものを本態性高血圧症と言う。
【原因 Cause】
本態性高血圧症の原因は、はっきりわかっていない。一般にストレスや塩分のとり過ぎ、タバコ、酒、運動不足等の他、寒さ等が要因となると言われる。日本人の高血圧症のうち、90%以上が、この本態性高血圧症である。
【症状 Symptoms】
自覚症状がほとんどないため、健康診断等で、ようやく見つかる場合が多い。長引くと、合併症が起き、狭心症や脳卒中、腎障害等を発症する。
【治療 Treatment】
日常生活での運動や食事の節制等の一般療法と薬物による対症療法があり、現在は一般療法が主流となっている。対症療法としては、血圧の低下をはかる降圧剤投与があるが、まず最初は一般療法で、日常生活の習慣を改善し、それでも血圧が下がらない場合や、合併症を併発した場合に薬物投与をする。降圧剤は種類が多く、血管拡張剤、利尿剤、交感神経抑制剤等がある。
遺伝:両親の一方あるいは両方が高血圧であると高血圧を発症しやすい。
塩分:日本人の高血圧の発生には食塩過剰摂取の関与が強いとされる。日本人の食塩摂取量は1日平均12gであり、欧米人に比べて多い。日本人の食塩嗜好は野菜の漬け物、梅干し、魚の塩漬けなど日本独自の食生活と関連があるが、2004年版に発行された日本の高血圧治療ガイドラインでは1日6g未満という厳しい減塩を推奨している。
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