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白血病

白血病は、血液を造る骨髄、脾臓等で、未熟な白血球系細胞が無制限に増殖し、正常な白血球の増殖を阻害するものである。造血器のがんと言われる。

【原因 Cause】
原因は不明だが、ウイルスが誘引と言われる。全身の臓器で白血病細胞が増殖し、発症による細菌感染、出血等で死亡率が高くなる。成人は骨髄性のものが多い。

【症状 Symptoms】
慢性骨髄性白血病・・・倦怠感、疲労感、体重減少、寝汗、上腹部不快感、脾臓の腫れ
急性白血病・・・貧血、動悸、息切れ、発熱、寝汗、眼底等の出血、脾臓等の腫れ

【治療 Treatment】
化学療法、薬物療法を行う。近年は、造血幹細胞移植が積極的に実施されている。



予後

白血病の場合、治療により症状が改善しても、腫瘍がすべて消失したことを確認できるわけではないため、治癒とは呼ばず寛解と表現する。造血細胞が正常に分化し、白血病の症状が見られない状態を完全寛解と呼ぶ。完全寛解を5年以上維持した場合、再発の可能性がほぼなくなったものと考え、治癒と見なす(ただし、治療を原因として発症する二次性白血病のリスクは残存する)。

1980年代以降、化学療法、および造血幹細胞移植が発達し、治療成績は向上しつつある。しかし、依然として重篤な疾患であることに変わりはなく、特に高齢者の患者においては治療が困難な場合も多い。なお、化学療法に関しては、制吐剤が改良されたため、施行中のクオリティ・オブ・ライフ (QOL) は改善されている。

白血病の中でも最も緊急性の高いものであった急性前骨髄球性白血病 (APL) は、ビタミンA製剤であるオールトランスレチノイン酸 (ATRA) が著効する(分化誘導療法)ことが発見されて以来、白血病の中では治療成績が良好な疾患となった。

2004年10月には、猛毒として知られる三酸化ヒ素(亜ヒ酸)製剤が再発または難治性の急性前骨髄球性白血病を適応として厚生労働省から承認された。催奇性のため大規模な薬害をおこしたサリドマイドも、白血病の治療薬として現在有望視されている。


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