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ループス腎炎

ループス腎炎は、自己免疫疾患の全身性エリマトーデスが、腎臓の糸球体に及び、炎症を起すものである。

【原因 Cause】
全身性エリマトーデスでできる抗原抗体の複合物が沈着することで、炎症が起きる。全身性エリマトーデス患者の9割が罹患する。

【症状 Symptoms】
・全身性エリマトーデスの症状
・タンパク尿
・血尿
・むくみ

・悪化・・・ネフローゼ症候群、腎機能低下

【治療 Treatment】
副腎皮質ホルモン、免疫抑制剤を使用し、進行により透析療法を行う。



全身性エリテマトーデス(Systemic lupus erythematosus; SLE)は、自分自身のDNAに対して抗体が作られる、自己免疫疾患の一種である。慢性疾患であり、膠原病の1つとして分類されている。

全身性は文字通り体中どこにでも症状が起こることを意味し、エリテマトーデスは紅斑(エリテマ)症を意味し、本疾患に特徴的に生じる皮疹に由来する。英語の病名中にあるlupusはラテン語で狼の意であり、「狼に噛まれたような」と称されるSLEの皮膚症状より名づけられたものであるが、日本語と中国語で狼瘡と呼ばれる事はあるが、通常は訳されず、lupusの語はわずかに「CNSループス」「ループス腎炎」といった単語中で見られるのみである。

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