日本住血吸虫症
日本住血吸虫症は、日本住血吸虫の幼虫、セルカリアが体内に寄生して病気を起こすものである。
【原因 Cause】
セルカリアが寄生するミヤイリガイが原因である。皮膚から肝臓、腸の血管に寄生して成虫となり、病気を起こす。現在はミヤイリガイの絶滅で新たな感染はない。
【症状 Symptoms】
・皮膚炎
・血便
・貧血
・肝硬変
・脾臓の腫れ
【治療 Treatment】
プラジカンテルやアンチモン剤を使う。
日本における過去の有病地
日本では、古くから山梨県国中地域、福岡県、佐賀県の筑後川流域、広島県深安郡片山地区の風土病として知られていた。山梨県ではこれを「地方病」と呼び、古くは「流行地には娘を嫁に出すな。」という地域差別にまで発展したことを伺わせる話も伝わる。同県では、日本住血吸虫対策を行ったことで、肝硬変による死亡率が約2/3にまで激減するほど人々の生命を脅かす存在だった。
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