バセドウ病
バセドウ病は、甲状腺ホルモン分泌が過剰となる甲状腺機能亢進症のひとつで、自己免疫によって起こる。
【原因 Cause】
最初から体内にある物質を非自己と誤認識して、抗体をつくってしまう自己免疫が原因である。自己免疫により、血中の抗体が増加して、甲状腺ホルモンが過剰分泌される。
【症状 Symptoms】
・甲状腺の腫れ
・動悸
・脈拍増加
・眼球突出
・ものが二重に見える
・食欲亢進
・体重減少
・発熱
・発汗
・疲労感、脱力感
・神経過敏
・不眠
・月経異常
・下痢
・喉の渇き
・不整脈
【治療 Treatment】
抗甲状腺剤、放射線ヨード等や、切除手術があるが、根治の治療法はない。
薬による治療
甲状腺ホルモンの合成を抑える薬(抗甲状腺薬:メチマゾール(メルカゾール)、チウラジール(プロバジール))を、規則的に服用する方法。定期的に甲状腺ホルモンの量を測定しながら、適切な量の薬を服用することで、血液中の甲状腺ホルモンの濃度を正常にする。薬で甲状腺刺激ホルモンの量を調整することで普通の人と変わらない生活を営むことができるが、甲状腺刺激抗体が消えるまで薬を飲みつづける必要がある為、完治には長い期間を要する。副作用としては、5%に皮膚の炎症、0.05%に白血球の減少や無顆粒球症が生じることがある。これらの副作用は服用開始から3ヶ月以内に現れることが多い。無顆粒球症が生じたら直ちに治療を中止し、放射性ヨード投与など別の治療法に切り替える必要がある。
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