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成長ホルモン分泌不全性低身長症

成長ホルモン分泌不全性低身長症は、下垂体分泌の成長ホルモンが分泌低下となって起きるものである。

【原因 Cause】
下垂体腺腫、視床下部腫瘍等が原因となる続発性のものと、原因不明の特発性がある。原因不明が多い。

【症状 Symptoms】
身長が極端に伸びが悪い。その他の機能は正常である。

【治療 Treatment】
遺伝子工学によるヒトの成長ホルモン注射をする。



下垂体前葉ホルモンである成長ホルモンは、小児期の成長(発達にも関与するという説あり)に関与しており、成長ホルモンの欠乏により低身長を引き起こすことがある。意外なことに、遺伝性の成長ホルモン分泌欠損症はごくまれな疾患である。成長ホルモン補充療法により、身長改善のほかにも精神症状・血管合併症の改善など各種のメリットがある。通常、-2.5SDに達するまで成長ホルモン療法が行われる。

骨端線閉鎖後の成人についても、身長以外の様々な利点からホルモン補充療法を行う場合がある。最近日本においても成人への成長ホルモン補充療法が一部疾患で保険適応となった。しかし成長ホルモンは高価(剤形と体重によるが1回分0.1mgあたり約千円)で、過量投与による有害作用(腎障害、耐糖能異常、虚血性心疾患や悪性腫瘍のリスク増大など)の問題もあり、適応を広げる試みはあまり進んでいない。

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